2008年06月28日

映画に学ぶハードボイルド☆男学

ハードボイルドってよく言うけど、あらためて調べて見るまであんまし意味がわかってなかったYT@ゼロファクトリーです。

ハードボイルド (hardboiled) とは、元来は「堅ゆで卵」(白身、黄身の両方ともしっかり凝固するまで茹でた鶏卵)のこと。転じて、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情な、(精神的・肉体的に)強靭な、妥協しない、などの人間の性格を表す言葉となる。

なるほど、そういう意味であったか。分かったような、分からんような。
ということで、映画に出てくるたぶんハードボイルドっぽいセリフを取り上げて、ついでにスマートな英語の言い回しをお勉強してみようじゃないかという、今回の企画。
これでもう、ためていたスタッフブログのネタは尽きました。(´;ω;`)

カサブランカ

■セリフ:
Yvonne:Where were you last night?
Rick:That's so long ago, I don't remember.
Yvonne:Will I see you tonight?
Rick:I never make plans that far ahead.

■日本語訳
イヴォンヌ:昨夜はどこにいたの?
リック:そんな昔のことは覚えちゃいない
イヴォンヌ:ねぇ、今夜は会える?
リック:そんな先のことは分からない

■解説:
どうしてもこのシーンのキャプ画が見つからず、仕方ないので、昔の恋人と再会してひとり飲んだくれてるボギーのアップにしときました。
酒場の高級娼婦とおぼしき女性と、ハンフリー・ボガードとの渋い会話のシーン。
ハードボイルドな男は昨日のことなんて覚えてないし、今夜のことだって特によーわからんのですよ!鳥頭なんっすよ!(ちげーよ
なんつってもこの映画は名シーンだらけなんで、どこを選ぶか迷ったのですが、やっぱこのシーンだよなぁー。
この映画、ボギーがかっこいいかっこいい言われてて見てみたのですが、このシーンのころのボギーはちーっともかっこよくないんです。
ただの無愛想で偏屈なおっさんにすぎないんですが、かつての恋人のイングリッド・バーグマンと再会して、がらっと演じ方が変わってかっこよくなるんです。
ラストシーンの「君はラズロと一緒にアメリカへ行くべきだよ」といって微笑むボギーのかっこいいことと言ったら!
まだ、見たことのない方はぜひ、ビデオ屋へGO!です。
You must remember this a kiss is just a kiss, a sigh is just a sigh.♪

■使えるシチュエーション:
女性に明日の予定を尋ねられた時にどうぞ。
「んな先のことはわかんねーよ」「あっそう、んじゃいいわ」とか言われても知りませんよ!
ハードボイルドな男はひとりで酒をかっくらって泣くのだ!うわーん!


007シリーズ(共通)

■セリフ:
James Bonde:Vodka Martini. Shaken, not stirred.

■日本語訳
ボンド:マティーニをくれ。ステアでなくシェイクで

■解説:
007シリーズのジェームス・ボンドはもう現在は6代目のダニエル・クレイグですが、写真は5代目のピアース・ブロスナンです。
ボンドと言えば自己紹介の時、2回名前を言うことで有名ですが、このセリフはその次の決まり文句。
バーで頼むのはウォッカ・マティーニ、かならずステアでなくシェイクで!
違いの分かるおれ、カコイイ!みたいな自己陶酔がちょっと気持ち悪いんですが、ボンドがやるとサマになる。ふしぎ!
まぁ、関係ないんですが、このピアース・ブロスナンて大学んときの友達の竹田ってやつにそっくりなんですよね。
んだからスクリーンでボンドがキザなセリフを言うたびに、「ちょwww、竹田やめれって、腹いてぇwww」とか大笑いしてしまうのでした。

■使えるシチュエーション:
あなたが女王陛下のスパイで、なおかつ007というコードネームを持っており、なおかつバーでお酒を頼む時にどうぞ。
残念ながら、このセリフはボンドの専売特許でして、他の人は使ってはいけないことになっております。残念。
自分専用のセリフは、ハードボイルドな男にしか許されないのだ!
そして、その宿命を負った男は以後、バーではステアでなくシェイクのマティーニしか飲めないのだ!これはツライ!
たまには焼酎でも飲もっかな、エヘヘ・・・なんて妥協は許されないのだ!


スターウォーズ エピソードV 帝国の逆襲

■セリフ:
Leia:I love you.
Han:I know.

■日本語訳
レイア姫:愛してるわ
ハン・ソロ:知ってるよ

■解説:
帝国軍のワナにかけられ炭素冷凍される直前、ハン・ソロとレイア姫の会話のシーン。
かたや惑星オルデラーンのプライドの高い、頑固一徹な姫君。
かたやならず者で、傲慢で、銀河をところ狭しと飛びまわる、密輸船の船長。
ふたりの出会いは最悪だったにもかかわらず、帝国軍からの逃亡中、恋に落ちるわけです。
このシーンには、あんなならず者のハン・ソロを愛してるなんて認めたくないけど、今言わなきゃ炭素冷凍にかけられて生きてまた逢うこともできないかもしれない!
っていう姫君の複雑な心境があるわけです。
でもハードボイルドな男は間違っても「えっ!マジで!?」とか「おれもさぁー、みぃ・とぅ~~」などというニヤけたセリフは言わんのですよ!
んなこたぁー百も承知なんだよと、こうでなくては。

■使えるシチュエーション:
女性に愛の告白をされた時にどうぞ。
もっともこのセリフで万が一「はぁッ!?ナニ様だこのクソ野郎が!」と相手が怒り出してもだいじょーぶ!
炭素冷凍にかけられて、次のエピソードVIで誰も助けに来てくれなくて、以後目を覚ますことはないと思うから!
ハードボイルドな男は常に、のるか、そるか、の大勝負に出ているのだ!


ダーティ・ハリー4

■セリフ:
Harry Callahan:Go Ahead, Make my day.

■日本語訳
キャラハン刑事:さあ、撃たせろ

■解説:
映画の冒頭、女性店員に銃をつきつけて人質にとったコンビニ強盗、それに向かって銃で狙いを定めつつクリント・イーストウッドの言ったセリフです。
ハードボイルドな男は「お、おい早まるな、落ち着け、ぶぶぶ、武器を捨てろ!」なんてアタフタしないのです。
公開当時アメリカの劇場でも一瞬「なんだそりゃ?」的な雰囲気が漂ったと言われるこのセリフ。
「go ahead」は「さぁさぁおやんなさい、どうぞどうぞ!」という意味なので、強盗に向かって人質を撃ってもいいぞ、ということですね。
しかし、その後の「make my day」が分かりにくいのですが、これはどうやら、お前が人質を撃てば、おれがお前を撃つ、そうすればおれはこの後1日ヒマになるんだ、みたいなニュアンス、あるいは「おれを楽しませてくれ」的な意味らしいです。
映画字幕に直す時、字数制限(1秒あたり6文字と言われる)もあり、このへんのニュアンスをどう伝えるのか、非常に悩んだということらしいですが、結果として出来たのが「さあ、撃たせろ」。
実に素晴らしい。映画史上かつてない名セリフ、名字幕です。

■使えるシチュエーション:
あなたが、たまたまコンビニ強盗と遭遇し、たまたま銃を携行している時なんかにどうぞ。(ねーよ)
スミス&ウェッソンはアホほど銃身の長いやつでよろしく!
マグナム44も忘れずに装填しとかないとダメですよ!
反動がすっごいからハードボイルドを目指すなら後ろに吹っ飛ばないよう鍛えておくこと!
ハードボイルドな男はタフでないと生きていけないのだ!


まぁーなんですなァ。
まとめてて思ったんですが、ハードボイルドに生きるのはとってもしんどそうです。('A`)

Posted by YT@ゼロファクトリー : 6/28 | コメント (0)

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