2008年10月26日
Firefox改造計画/その長ぁーい道のり

こないだのFirefox3 Download Day(2008/6/17)にはこっそりこーいうのに参加してたYT@ゼロファクトリーです。
Firefoxのギネス記録はワシが育てた、なんちて。
Firefoxなんて普段は表示確認くらいしか使いませんのです。
しかし、いろいろ耳にするところでは、単体ではマウスジェスチャーも使えないけれど、拡張機能で随分便利になるとか、ならんとか。
必要な機能だけ自分で選べるという利点はあれど、その拡張機能が山ほどありすぎて、探すのが実に大変とか。
おまけに拡張を入れすぎるとFirefox自体の動作がもっさり、厳選すると劣化版タブブラウザにしかなんない、というなんともアレな仕様だとか。
2002年ごろからずーっとSleipnir 1.6系の旧版を使ってるぼくにはいささかめんどくさすぎるブラウザです。
Sleipnirはバージョン2以降はクソ重たくなってしまったのでまったくいじってませんが、1.x系Finalの1.66は実にすばらしい。
起動もまぁまぁ軽いし、デフォルトですでにめちゃくちゃ多機能、強力なカスタマイズ性能、すっきりした無駄のないデザイン、タブを山ほど開いてもさほど落ちないパフォーマンス、Operaからのいいとこ取りな多機能サイドバーなどなど。
欠点といってはレンダリング・エンジンがIE系であることくらいです。
しかしまぁ、旧Sleipnirは開発が停止してしまったし、Vistaでは動作が不安定とかで、やがてはなんらかのブラウザに乗り換えなくてはならないはず。
IE系だとセキュリティも怖いですし、これから世界の主流はFirefoxなどのGecko系のエンジンに移行していくと思いますし。
となればメインブラウザのFirefoxへの乗り換えをいっちょう敢行してみるか!っていうわけでいろいろ調べてみました。
最大の敵はスーパーめんどくさがりなぼく自身だ!
STEP1:マウスジェスチャー
今にして思えば8年ほど前、Operaが真っ先に実装したこの機能、あまりに便利すぎてどのブラウザも真似したもんです。
こんだけ流行ってる機能を本体に実装してくれないとかマジでカンベンしてほしいです。
ぼくはマウスジェスチャーと言っては、「↓:タブを閉じる」「←:前に戻る」「→:次に進む」くらいしか使わないのでなんでもいいんですが、設定が楽そうだったFireGesturesを導入。
もういっこ見つけたAll-In-One-Gesturesというやつは、設定項目が多すぎたんでパス。
STEP2:キーアサイン変更
旧Selipnirでは、「F2:前のタブ」「F3:次のタブ」「F1:サイドバー出し入れ(トグル)」「Ctrl+Shift+N:新しいタブを開く」を多用してたので最低限これは実現できなきゃ話しにならんとです。
Firefoxの一部操作のキーアサインを変更する、keyconfig導入。
続いて、keyconfigに変更項目を追加するfunctions_for_keyconfigを導入。
上記4つのキーアサインの中で、「F3:次を検索」、「F1:ヘルプ」というふうにすでに取られてるので、ヘルプは必要ないのでキーを解除、「次を検索」は「F4」に変更。
これでよーやく、ぼくの望む最低限のキー操作はできるようになりました。
コンテキストメニューも変更できればなお良かったがなぁ・・・。
参考URL:
FirefoxをIEコンポーネント系タブブラウザっぽくカスタマイズする
STEP3:タブ操作
Firefoxには、Tab Mix Plusというなかなか多機能なタブ周りの拡張があるので迷わず導入。
あれこれ試行錯誤しながら設定し、まぁまぁ旧Sleipnirレベルにまで設定できました。若干の不満は残りますが、この拡張にはタブごとのセッションや履歴を保存できるので、そこは地味に便利。
STEP4:設定の移行!!
ここまで家のPCでゴニョゴニョやってたのですが、そこでハッと気づいてしまったんす!
家のFirefoxを一生懸命設定しても、職場に丸ごと移せなければ、もっかいこの作業を繰り返さないとならんではないか!という衝撃の事実に。
なんてこった。Firefoxはやめときゃよかった。
だからいわんこっちゃない。
だから、いわんこっちゃ、ない!
D.I.K!!
Sleipnirなら当たり前にできるこの部分、なんか策はあるのか・・・と一生懸命探したところ、MozBackupというものを発見。(日本語化ファイルはこちら)
アブネー!できるんじゃん、よかった。これは拡張機能も一緒にバックアップしてくれるとかでまぁまぁ便利っぽいです。
しかし、めんどくさいことに変わりはない、というわけで・・・。
もういっこ見つけたFirefox portableなるもので、再度ここまでの作業をやり直し。ディレクトリごと丸ごと移動できるようになりました。
よーし、これで設定移行も無事解決。
参考URL:
FirefoxからFirefox Portableへ
STEP5:サイドバー
旧SleipnirにはOperaを髣髴とさせる便利サイドバーがありましたが、Firefoxの場合、ブックマークと履歴がサイドバーに配置されてはいるものの、それぞれ独立してるので具合がよろしくない。
ということで、このふたつに加えて、アドオン画面や、ダウンロード窓、ページ情報窓などをサイドバーに無理やりつっこむ拡張機能All-in-One Sidebarを導入。
本来横長のウィンドウで開くべきコンテンツをサイドバーに突っ込むのでいささか無理があるものの、このサイドバーの出し入れのトグルキーに「F1」をアサインし、旧Sleipnirっぽい動作に。
STEP6:その他細々した設定
Firefoxでページのソースを確認すると専用のテキストエディタが開きますが、これが実に使い勝手が悪い。文字の大きさは保存できないし、なんだって好きなエディタで開かせてくれないのか。
というわけで、「about:config」でFirefoxの設定をいくつか変更。秀丸エディタで開けるようにしました。
あとはGoogleツールバーを入れて、表示確認用のIE Tabいれて、ひとまず終了。
その他、タブの最小、最大幅など細かく設定できるスイッチがありますんで、あとはお好みでどぞ。
また、ぼくはさほど使い倒してないけど、旧Sleipnirにあって、Firefoxのどの拡張を使えば実現できるの??的な質問もWikiにまとまってるようなので、下記参考のこと。
参考URL:
Sleipnirにある○○な機能は?
Firefoxで[ページのソース]を任意のエディタで開くようにする方法。:
Firefoxのタブを好みのスタイルにするためのabout:config設定。
総括
はぁー!
やっと最低限求める動作は実現できました。
ここまで来るのに調査したり、あれやこれやいじったりで、
なんと6時間!!6時間ですよ、6時間!!
そうまでしてできあがったのは、起動の遅い劣化版Sleipnirであったという、そんなオチです。なんなんだ、このやりきれない想いは、チクショウ。
Firefoxの設計思想というか、拡張機能を別にしちゃう理由は分からんでもないんですがね。ぼくも一応プログラマーの端くれだし。
しかし、あんまり極端にそれやっちゃうと、本体の設定+各拡張機能ごとの設定という、コンフィグ画面があっちゃこっちゃに散らばって実に不便!!
しかも微妙にかぶってる機能もあるしで、なんていうんでしょうか、、シンプルにしようと、高い拡張性を持たせようとして、かえって失敗してる気がしてならない。
やはりOperaやSleipnirのように拡張機能はサイドバーにおさめ、そうできない類のものは本体にフィードバックした方がスマートに感じます。(まぁここは人それぞれですかね)
欧米に比べ、日本ではFirefoxの普及率が非常に低いそうですが、分かる気がします。
調査していろいろ試して、自分好みのオンリーワン・ブラウザに仕上げていく過程が楽しめるひとでないとFrefoxを使いこなすのは難しいと感じますね。
Firefoxならではの便利拡張機能もたくさんあるそうですが、調べるのが大変すぎて、導入する気が起きない。
これから少しづつイヤイヤながら慣れていかねば。。。
結論:やっぱりアテクシ、メインブラウザはSelipnirのままですのよ。オホホ
Posted by YT@ゼロファクトリー : 10/26 | コメント (0)